顕彰事業

第4回表彰 授賞式の模様:松浦勝人さんの受賞挨拶

この度は本当にありがとうございます。
エンターテイメント業界に身を置くものといたしまして、渡辺晋さんの名前が入った賞をいただけるということは、本当に身に余る光栄でございます。私なんかよりもすごく活躍されている諸先輩方が多い中、私がこのような素晴らしい賞をいただいてよいのかなというふうに、今でも思っています。
エイベックスは、今年で21年目になります。最初は、私をはじめレコード業界の人間は一人もいなくて、芸能界の人間も一人もいなくて、右も左も何も分からない中から、暗中模索の中やってまいりました。したがって非常に回り道をしましたし、たくさんの失敗もしてきたと思います。ただそれがゆえに、他のレコード会社やプロダクションではやらないようなことや、御法度とされているようなことまでもやれました。それは例えば、現在ではスタンダードになっているプロデューサーシステムであるとか、メーカーをあたってのフィーチャリングシステムであるとか。他のレコード会社がやらないこと、新しいこと、ひたすらそういうものを目指してエイベックスはやってまいりました。
そして、昨年来より海外進出を始めまして、今は東アジアを中心に活躍の場を広げております。これにおきましては、私共だけの力ではもちろんすることはできないので、ここにいらっしゃる皆様方のご協力をえながら、ご指導をいただきながらウィンウィンの関係を構築できればいいなと思っている所存でございます。
本当にこの度は、≪渡辺晋賞≫をいただくことができまして、本当にありがとうございます。この賞を頂くにあたりまして、当然、私一人だけではなくエイベックスの千葉龍平、小林敏雄、林真司、荒木隆司、そしてエイベックス職員、私を指導してくれた依田巽前会長始め色々な方の協力があって、この賞を頂けたと思っております。今日のこの席を設けて頂いたスタッフの皆さん、そして【財団法人渡辺音楽文化フォーラム】の皆さん、そして渡邊美佐会長、本当にありがとうございました。みなさんに御礼を申し上げて、私の挨拶の言葉と代えさせていただきます。ありがとうございました。

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