財団の概要

平成25年度事業報告書(平成25年7月1日〜平成26年6月30日)

一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、日本の音楽文化発展及び音楽芸能振興に寄与すべく、平成25年度の事業計画に沿って展開した。

(1)主催事業

今年度は、「文化力は国境を越える 〜音楽・映像の力〜」と題し、一般社団法人日本音楽出版社協会共催によるセミナーを開催した。
講師に前文化庁長官の近藤誠一氏を招聘し、豊富な経験と具体的なデータを基に文化の力に関する講演が行われ、音楽業界の我々がより文化力を理解し、我々の仕事が国策に影響を及ぼすという認識を新たにした。当日は、音楽出版社、音楽事業者、関係団体(日本音楽著作権協会、日本音楽事業者協会、日本レコード協会、音楽産業・文化振興財団)などから約140名の参加があり大盛況であった。

(2)助成事業

・一般公募助成
昨年に引き続き震災復興支援に関わる次の2事業への助成をおこなった。
 @ いわてフィルハーモニー・オーケストラ「第2回定期演奏会」に対する助成。
 今回の定期演奏会には800名を超える入場者に加え約50名の被災者が招待され、岩手が元気になりつつある情報発信の基点としての大きなイベントとなったと報告された。
 A 仙台フィルハーモニー管弦楽団「特別演奏会 サマーフェスティバル2013」に対する助成。
 約600名の入場者に加え仮設住宅住まいの被災者80名を招待し、被災地に音楽の力を届けたいとの願いを込めて、フルオーケストラによる本格的な演奏がおこなわれた。
 来場者から「素晴らしかった」「震災後は心が折れそうだったが大きな力をもらった」等の声があったと報告された。
・年間助成
日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に「ENJIN01文化戦略会議」が年間を通じて行う事業に対する助成を行った。 第12回となった「オープカレッジin甲府」は、平成25年11月29日(金)〜12月1日(日)に、コラニー文化ホールや山梨学院大学を会場にして行われた。今回は、過去最大となる118講座に185名の講師が参加し、入場者数19,100人を記録した。

(3)顕彰事業

エンターテインメント業界の優れたプロデューサーを顕彰する。第9回「一般財団法人渡辺音楽文化フォーラム 渡辺晋賞(プロデューサー賞)」を実施した。
 今回は、長年数多くの作品の音楽プロデュースを手掛け、顕著な実績を残されている松任谷正隆氏の受賞となった。授賞式は、平成26年3月2日(日)ザ・プリンスパークタワー東京33階「スカイチャペル」に於いて、文化庁はじめ国会議員、エンターテインメント業界の関係者やマスコミ関係者など約130名が出席して行われた。

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