顕彰事業

第14回表彰 第14回渡辺晋賞:別所哲也氏

【第14回渡辺晋賞】
別所 哲也( べっしょ てつや )氏

静岡県生まれ。
慶應義塾大学法学部卒。

『授賞理由』
映画『クライシス2050』で鮮烈なハリウッドデビューを飾り、映画・テレビ・舞台など幅広く活躍。アメリカでのショートフィルムとの出会いから1999年より、日本初となる国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰されています。2004年には、米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、2005年の「愛・地球博」では、政府出展事業の統括プロデューサーを務められました。
2016年のSSFF & ASIAグランプリ作品「Sing/合唱」は、第89回米国アカデミー賞・短編実写部門でオスカーを受賞するなど、世界に羽ばたく映像作家の支援を続けられています。また、企業のブランディング価値を高めるための、ブランデッドムービーにも注力し、デジタル映像事業のプロデューサーとしても活動されています。

2016年に立ち上げたSSFF & ASIAとLDHによる詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト「シネマファイターズ」では、EXILE TRIBEの楽曲をモチーフにショートフィルム作品6本を映画祭内でプレミア上映、その後は全国で劇場公開するなど、話題になりました。シネマファイターズ以外でも、国内外の短編映画を数多くプロデュースされています。

そして2018年は「SSFF & ASIA」が20周年を迎え、アカデミー賞につながるグランプリ作品が、初年度から応援をいただいているジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」となりました。

SSFF & ASIAをはじめとしたエンターテインメントへ貢献、そしてさらなるご活躍を期待して、第14回渡辺晋賞を贈ります。

『略歴』
90年、日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。米国映画俳優組合(SAG)メンバーとなる。
その後、映画・ドラマ・舞台・ラジオ等で幅広く活躍中。99年より、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰。
これまでの映画祭への取り組みから、文化庁文化発信部門長官表彰受賞。観光庁「VISIT JAPAN 大使」、横浜市専門委員、映画倫理委員会委員、外務省「ジャパン・ハウス」有識者諮問会議メンバー、島田氏ふるさと大使に就任。内閣府・世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選出。
第1回岩谷時子賞奨励賞受賞。第63回横浜文化賞受賞。

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