顕彰事業

第15回表彰 授賞式の模様:藤田晋氏受賞挨拶

藤田晋でございます。
本日はありがとうございます。
この受賞の知らせを聞いたときに、毎日『AbemaTV(現:ABEMA)』を必死になって立ち上げている真只中でございますので、こんなタイミングでもらっていいのかという風にも思ったのですけれども、この渡辺晋賞の存在を前から知っておりましたので、選んでいただいて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

サイバーエージェントはIT企業と言われておりますので、ITというと非常にデジタルで物事を確率とか論理だけでとらえているように見えるかもしれないですけれども、僕自身の生い立ちとしましては、小学校の時には毎週3冊図書館で本を借りて、それを返してまた3冊本を借りてというのを毎週ずっとやっておりましたし、このメンバーの前で言うのはお恥ずかしいのですけれども、中学・高校とバンドを組んでいて、本気でプロを目指してやっておりましたし、大学時代はずっとレンタルビデオ屋で映画を借りてその映画の感想を友達と語り合うという日々を送っておりました。
起業してからこういったエンターテインメント、芸能界と親しくなってきたのは『アメーバブログ』を立ち上げてからなのですけれども、その後テレビ朝日の番組審議委員を務めたり、報知映画賞の選考委員をやることでその年のほぼ主要な映画は観ていたりするうちに、コンテンツに僕自身も強い興味が湧くようになって、4年前に『AbemaTV(現:ABEMA)』を立ち上げてほとんどの時間を今そこにつかっているんですけれども、それからはコンテンツのことばかりやっている毎日でございます。
このような賞をいただいたのをきっかけにこの賞に恥じぬよう、今やっている『AbemaTV(現:ABEMA)』を必ず成功に導くという気持ちを今日また新たにさせていただきました。
最後になりますけれども、渡辺晋さん、私と名前の漢字が同じで、『ヒットパレード』という舞台も拝見させていただいて、ひそかに憧れと共感を感じておりましたので、そのフロンティアスピリッツ、パイオニア精神を見習わせていただいて、これからも頑張っていきたいと思います。 本日はどうもありがとうございました。

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