顕彰事業

第18回表彰 授賞式の模様:中野博之氏ご挨拶

本日は栄えある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。
受賞されました尾田栄一郎先生に代わりまして、心よりお礼を申し上げます。
「ONE PIECE」は1997年の連載開始以来、25年以上の長きにわたって少年ジャンプ誌面のみだけではなく、世界中の漫画のトップを走り続けてきました。テレビアニメーションも並走して、20年以上の放送が続いており、エンターテインメントの歴史を見てもこのようなタイトルは見つけられない、まさに唯一無二の作品だと思っています。
尾田先生の面白さに対する圧倒的な情熱とこだわり、妥協のなさ、そして常に小さい子供、新しいファンにまなざしを向けるその態度、私たちスタッフも一漫画家を超えた存在、その態度に学ばせてもらうことが非常に多いです。
その「ONE PIECE」の昨年の大きな一つの成果といえる劇場版「ONE PIECE FILM RED」。さきほどの紹介のVTRでも細かく説明していただいていましたけれども、音楽の力ですとか、劇場以外でのプロモーションですとか、本当にまた新しいエンターテインメントでの可能性と存在感を示すことができたのではないかなと思っております。その中で今回、プロデューサーとしての尾田先生を評価していただいたこと、私たちも本当に嬉しく思っております。
まだまだ漫画の連載はこれから続いていき、クライマックスに向けてますます盛り上がっていくと思います。これからも尾田先生のもとで、尾田先生と一緒に私たちも新しい面白さを追求していくことを誓いまして、私からのお礼の言葉とさせていただきます。
本日は本当にありがとうございました。

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