1976(昭和51)年度
シンポジウム「今日の大衆と音楽」開催
- 概 要
- 流行歌は、時代時代の大衆のエネルギーと情念の結晶であり、これを分析体系化することは困難だが、きわめて意義深くそして興味のつきないことである。
これを受け、このシンポジウムは、歌謡曲やポップスなど流行歌をはじめとした大衆の音楽を、大衆文化や風俗、広くは社会システムの流れのなかで捉え、体系化してみよう、また"歌は世につれ 世は歌につれ"を学際的に解明し、そのときどきの"うた"と"ひと"を体系的に捉えてみよう、という目的のもと開催された。 - 開催日
- 1977(昭和52)年4月11日〜13日(3日間)
- 場 所
- 日本海運倶楽部
- パネラー
- 阿久悠、井上ひさし、小泉文夫、佐藤誠三郎、多田道太郎、鶴見俊輔、富岡多恵子、宮川泰、山本直純
- 刊行本
- 講談社より1977(昭和52)年、タイトル「歌は世につれ/今日の大衆音楽」で出版
※ 1978(昭和53)年「歌は世につれ/今日の大衆と音楽」が全国図書館議会の特別選定図書に指定され、全国の高校図書館に常備。
シンポジウムのパネラーたち