財団の概要

平成26年度事業計画書(平成26年7月 1日〜平成27年6月30日)

平成26年度における一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、日本の音楽文化発展及び音楽芸能振興に寄与すべく定款に定められた以下の諸事業を行う。

(1)主催事業

昨年世界の音楽売上は日本市場の不振により前年割れの結果となった。不振の要因を克服してゆく為に、今や海外の市場を支えているクラウドによる新サービス(定額制や広告収入型)に我が国がどう対応するか、またアベノミクス第三の矢の成長戦略の重要な柱である「クール・ジャパン」における我々映像、音楽業界が政府の方針に沿ってどのような展開を行ってゆくべきか、 まだ普及が足りない著作権思想啓蒙に関してなど、諸問題に係る調査研究を行い、よりタイムリーなテーマに関するセミナー開催を企画する。

(2)助成事業

本年も、一般公募による公益性に資する音楽文化の振興を目的とする、音楽関係団体や個人が行う優れた活動に対して、募集を行う一般公募助成と、日本文化のさらなる深まりを目的に活動している「ENJIN01文化戦略会議」の基本理念に賛同した助成を行う。今年度のENJIN01文化戦略会議オープンカレッジは平成27年3月27日(金)から29日(日)に富山及び平成27年3月29日(日)から30日(月)に高岡にて開催される予定である。

(3)顕彰事業

顕彰事業として、今年度も「渡辺音楽文化フォーラム・渡辺晋賞」を実施する。芸能エンターテインメント・ビジネスにおいて、一大ムーブメントを巻き起こし、大衆芸能文化の発展に多大の貢献をしたプロデューサー・クリエイター及び新たなシステム構築などで音楽・芸能の発展に大きく貢献した人を顕彰する。
なお、今年度の第10回渡辺音楽文化フォーラム・渡辺晋賞(プロデューサー賞)は、平成27年3月2日(月)に実施する。

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